お手軽ボードでモノ作り入門でも読んでみるか

日経Linux 2013年09月号がでていました。Windows XP マシンをLinuxで復活という特集がありますが、個人的には Windows Server の置き換えという特集の方が読みたい気がします。

今の時代、ひとり1サーバ、1デスクトップ、1ノートパソコン、1タブレット、1スマートフォンというのが当たり前なのですから、デスクトップ2台とかノートパソコン2台とかではないと思うのですよね。Windowsが好きならデスクトップはWindows、サーバはLinuxとしておいて、デスクトップを買い換えるときに、Linuxサーバマシンを廃棄として、使っていたデスクトップを新しいLinuxサーバとしてリプレイスするのが良いはずです。そうすれば、Windowsデスクトップは新しいハードウェアでその性能を十分に利用でき、Linuxサーバはちょっと古いハードウェアで安定した可動が実現できて、適材適所になります。

まぁ、Linuxのスキルアップは、「デスクトップ→サーバ構築→スクリプトによる効率化→高級プログラミング言語によるサービスの実装→Webアプリの開発」といった流れになると思っているから、そう思うのかもしれません。方向性としては「組み込み系でLinuxを楽しもう」というのもあるので、「Linuxマシン用意→電子部品や回路を使ったデバイス作成→制御プログラム開発」みたいな流れもありだとは思います。

話がずれましたが、もう一つの特集に「お手軽ボードでモノ作り入門」とあったので、遊んでみたいところです。気になったのはLEGO MindstormsのEV3ですね。LinuxからTelnetでログインできたり、tftpでファイル転送できたりするということなので、興味のある人は読んでみるといいでしょう。そういう苦労しなくてもWindowsやMacOS Xで開発はできるのですが、やっぱり中身が見れるとワクワクしますからね。やってみたくなりますよね。

残念ながら一般販売はまだされていないので、発売を待つしかありません。「(株)アフレル 教育版レゴ マインドストームEV3 情報サイト」によると2013年9月から入手可能だとのこと。結構な値段がするので、手軽には購入できませんが、遊んでみたいものです。

ちなみに、前のバージョンNXT2.0はAmazonで購入可能なようです。

もう一つ、「ラピロ(RAPIRO)」というお手軽ロボットキットも紹介されていました。「RAPIRO (ラピロ) : The Humanoid Robot Kit for your Raspberry Pi」で紹介されています。3万円台で購入可能だということですが、こちらもまだ簡単に購入できるわけでもないようです。別売りのRaspberry Piを購入してつけることができるので、それでいろいろと遊べるとのこと。

どれも面白そうなものは、お金もそこそこにかかるようなので、気持ちが盛り上がっていないとなかなか手が出せませんが、記事を読んでいろいろと想像するだけでも結構楽しめます。

とりあえず、購入したいものリストにLEGO Mindstorms EV3、ラピロを追加しておきました。後は、先立つものをどうするか考えないとね。

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