ワーク・シフト

Chikirinの日記」で紹介されていて知ったのですが、ワーク・シフトという本がおもしろそうです。


「2025年、私たちはどんなふうに働いているだろうか?」をテーマに、ロンドン・ビジネススクールを中心とした、「働き方コンソーシアム」による、世界規模の研究が生々しく描き出す2025年のに働く人の日常を説明しているとのこと。

5つのトレンドから「働き方が変わる!」ことを予測しているようです。

  • テクノロジーの発展
  • グローバル化
  • 人口構成の変化と長寿化
  • 個人、家族、社会の変化
  • エネルギーと環境問題

これに対して、3つのシフトで「働き方を変える!」ということを提言しているようです。

  • ゼネラリスト→連続スペシャリスト
  • 孤独な競争→みんなでイノベーション
  • 金儲けと消費→価値ある経験

オープンソースソフトウェアの世界から見ると、「みんなでイノベーション」を実現するためのプラットフォームは構築されつつあるので、方向性としては一致している気がします。「価値ある経験」というのも、イベントへ遊びに行くより、コミュニティへの参加とかイベント開催側の方が楽しそうだ、といったところがあるので、そういう方で時間を使うことの方が価値がある、という世界になりそうな気がしています。ゼネラリストというのは微妙な感じもしますが、世の中で、誰でも出来る仕事というのは自動化されていくので、自動化できないことをスペシャリストが解決する、という方向性であるということなら、そうなりそうな気がします。

中身を読まずにこういうことを書いていてなんなんですが、とりあえず興味があるので読んでみたいですね。

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