関数型プログラミング言語を理解するにあたって、Scalaから入るか、Haskellから入るか、悩む人も多そうです。
どちらからでも良いのですが、Lispから勉強した方が良いという意見もありそうです。前回Haskellの参考書を紹介しましたが、Scalaも最近は参考書が充実してきている気がするので、紹介をしておきます。なんとなくですが、文法を覚えたいのか、関数型プログラミングについて理解をしたいのか、によって、どういった参考書を選択すればいいのかは分かれてきそうな気がします。Scalaだと、どうしてもオブジェクト指向プログラミングにひっぱられる気がしていて、そういう意味ではHaskellとかを理解した方が関数型プログラミングに強くなれそうなのですが、そうするとHaskellの文法にかなり強くならなければならなくなって、Javaとかの豊富なライブラリが使えるScalaを使いたいときには別途覚え直す必要がありそうなので、そのあたりについて考える必要がありそうです。全部まるっと覚えてしまえばいいのですが、なかなか難しいですよね…
- バイブル本として持っていたい … Scalaスケーラブルプログラミング第2版
- リファレンス用逆引き本が欲しければ … Scala逆引きレシピ
- 基本を理解するには … Scala実践プログラミング―オープンソース徹底活用