Rich client

Java News で有名な安藤氏がリッチクライアントに関する記事を書いていました。

Ref: リッチクライアント時代の到来

最近、急に「リッチクライアント」という言葉を聞くことが多くなった。「リッチクライアント」とは、ユーザーインターフェイスの見栄えや操作性が豊か(リッチ)なクライアントソフトウェアのことを指し示している。

XULを解釈するJavaアプレットを使ったシステムというのは、なかなか良いアイデアだと思います。ただし、XUL自体はFireFoxなどでも解釈実行できたはずなので現状ではどうなんだろうという感じはあります。Javaアプレットの方が重たいでしょうから、XULを解釈できなくてJavaアプレットが動作する環境でないといけないというのは、結構大きな制限に見えるような気もします。でも、こういうのでリッチクライアントが動作するアーキテクチャを提案実装してしまえるのは、やはり凄いなぁ、と感心してしまいました。


もうひとつ、Eclipseとリッチクライアントの関係も記事になっていました。

Ref: Eclipse 3.0のリッチクライアントとは?

Eclipseはもともと米IBMが自社のアプリケーションサーバであるWebSphere Application Server用の開発環境として力を入れていたものです。その後Eclipseはオープンソースコミュニティに提供され、多くの開発者に浸透し、今日に至っています

Eclipseがリッチクライアントとして注目を浴びているというのは初めて知りました。みていると、Emacs+LispとEclipse+Javaという対応関係があるような気がしてきます。EmcacsにはLispの実行環境が組み込まれているのに対して、EclipseのJava実行環境は組み込まれて
いないので、違うといえば違いますけれど。Eclipse自体は組み込み機器まではいかないので、あくまでデスクトップPC分野でのリッチクライアントという位置づけになってくると思いますが、LotusNoteみたいなものまで動作してしまうというのは驚きに値します。

チェック!

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