「電子書籍の作り方、売り方 iPad/Kindle/PDF対応版」を購入して読んでみました。
電子書籍について基礎知識から説明がしてあって、何となく出版できそうな気がしてきます。実際に書籍という形にするためには、編集者と一緒に作業をした方が、いろいろと楽なのですが、それでも、なかなか実現できないものなので、「どれだけ自分自身が情熱を持って、執筆に取り組めるのか」という点がポイントになるはずです。情熱があってコンテンツが用意できれば、価値がでてきます。まぁ、本書に興味を持つ人は、そういう志を持っている人でしょうから、何も心配することはないのですが… ざっくりと目を通しただけですが、世の中にある電子書籍関係のWebサービスについても色々紹介されていて、参考になりました。
個人的には、まずは「sigil – Project Hosting on Google Code」か OpenOffice + writer2epub(Luke OOo – Writer2epub, OpenOfficeのWriter文書をEPUB文書へ変換する拡張機能「writer2epub」)を使って、10ページぐらいの本を作ってみたいと考えています。
PDFなどからの変換には「calibre – E-book management」といったツールが便利そうです。このツールは変換だけでなく、ほかにも色々な機能をもっているそうで、便利そうなのでメモしておきます。
ほかには、「クラウド型汎用書籍編集・制作サービス CAS-UB」とか、「ブクログのパブー | 電子書籍作成・販売プラットフォーム」といったサービスを利用するのも手ですが、電子書籍執筆について、少しなれてから利用してみようと考えています。
ところで、完成したePubファイルをチェックするには、「flightcrew – Project Hosting on Google Code」というのがあるようです。「epubcheck – Project Hosting on Google Code」も有名なようなので、両方でチェックするのが良いのかもしれません。
EPUBは複数のEPUBファイルをまとめて一冊(でいいのかな)のEPUBにすることもできるそうで、「EpubBinder | OpenOffice.org repository for Extensions」という拡張機能も世の中にはあるようです。面白いですね。
FirefoxのAdd-onsに、「EPUBReader 」というものがあるので、これもインストールしておくと、何かと便利そうです。
追記)
iPhone, iPadでは、Stanza: a Revolution in Reading | Lexcycleというのも良さそうです。
ピンバック: hiro345
ピンバック: Tweets that mention 電子書籍の作り方、売り方 iPad/Kindle/PDF対応版 - hiro345 -- Topsy.com