PCクラッシュ その1

8月に壊れたシステムファンを修理しようと思い、PCを停止させて分解したのが運の尽きでした。そのときから修理が完了するまでに、2ヶ月以上もかかってしまったのです。故障の原因としてはいくつか思い当たる節があるのですが、今となっては正確なところはわかりません。

そもそもは、2010年の暑い夏に、マシン2台について、システムファンが壊れて動いていなかったのが気になり交換しようと思い立ったのがいけませんでした。自宅にある他のマシンも整理しようと思っていて分解するつもりだったので、そのついでに稼働中のマシンについてもちょっとケースを開いてシステムファンを取り替えようと考えていました。

システムファンを購入してきてマシンを停止させたのは8月でした。今思うと、このときにリモートシャットダウンをしたマシンが停止せずに固まっていたのが不調の前兆だった気がします。そのときは、あまり気にせず、「シャットダウンしたのだし、HDDアクセスもしていないから大丈夫だろう」と、電源ボタンを長めに押して強制終了しました。そのままネットワークやマウスなどのケーブルをすべてはずして移動してしまいました。

マシンを普段置いてある部屋から作業する部屋へ持ってきたときに、埃が気になりました。以前、空気ポンプを使えば、埃を結構綺麗にすることができたので、それをやろうと思ったことを覚えています。ただ、当時は、雨が激しく降ってきたため、外で埃を払うことができませんでした。

そこで、マシンの中にたまったほこりを綺麗にする方法として掃除機を使うことにしました。今考えると、これもいけなかったのだと思います。電源ユニットから電源ケーブルを抜いた状態にしてから、掃除機で埃を吸いましたが、このときに基盤を傷つけてしまったのかもしれません。

掃除をしてからシステムファンを取り付けて電源をいれたところ、なぜか起動しません。最初は原因がわからなくて途方にくれていました。とりあえずは電源が入らないので、電源ユニットを交換してみることにしました。別の電源ユニットを持ってきてつなげてみたところ、CPUファンが動いては止まるという動作を繰り返します。この時点で、電源ユニットが一番怪しいということになりました。

そこで、電源ユニットの動作確認をするために、いまつけたものをマザーボードから取り外すことにしたのですが、ここで問題が発生しました。コネクタがきつく入ってしまい、うまく取り外すことができなかったのです。力をいれて引っ張ったりしたのですが、コネクタがフックしている部分がどうしてもはずれません。仕方がないので強引に抜こうとしていたらフックが壊れてしまいました。フック部分はそれほど問題ではないのですが、この際に、基盤にダメージが発生したかもしれないと、その時にちょっと不安に思い、マザーボードが壊れた可能性が高いなぁと、なんとなく気になりました。

何はともあれ、電源ユニットを取り外せたので、動作チェックをしてみました。そこで、もともとあった電源ユニットを他のマシンへつなげてみたところ、そのマシンが起動しなくなりました。新しく持ってきた電源ユニットをつなげると、そのマシンが起動しました。こうなると、もともとの電源ユニットは故障していることが確定、新しく持ってきた電源ユニットは使えるのだから、マザーボードかCPUに問題があるということになります。

続く

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