SeamアプリなどのWebアプリは一種のGUIアプリケーションだと考えることができます。単体のコンピュータで動作するGUIアプリを、ネットワーク対応のアプリとして実装するにあたり、Web技術、Webブラウザが利用されるようになり、Webアプリが発展するということになったと言えます。
こういった歴史的な視点からWebアプリの実装方式を考えてみると、現在のWebアプリ向けプラットフォームが、なぜそのようなアーキテクチャとなっているのか、といったことが理解できるはずです。ほとんどのプラットフォームは、MVCモデルがベースとなっていますから、この基本を押さえることが重要でしょう。
アーキテクチャの理解だけでは、実際に高速開発をするということはできません。実装上の課題に対しては、コードジェネレータの存在、既存DBからEJBを生成するようなリバースエンジニアリングっぽい技術、といったものへの理解が必要です。
まだ漠然としていますが、こういった技術を体系的に整理してみることには価値があるような気がします。