Windows VistaマシンへVirtual PC をインストールして、その上でWindows XPを稼働させている環境を用意しています。リモートからWindows XPを使うときには、最初に Vistaマシンへアクセスをしてから Windows XPを起動するのですが、そのままVistaマシンを経由して使っているとどうもレスポンスが良くありません。
ためしに、Vistaはそのままにしておいて、Windows XPへ直接リモートアクセスしたところ、かなり快適に動作しました。なんとなくですが、Vistaではエアロをオンにしてあるので、仮想マシンのWindows XPをその上で表示すると、影響があって遅くなっているような気がします。
とりあえず、快適に動作する方法で対応しようかと考えています。仮想マシンのIPアドレスはDHCPで取るようにしていたのですが、こういう使い方を想定すると、MACアドレスと対応させて、DHCP側から固定で付与するようにしてしまった方がよさそうです。
ところで、インターネットから自分の家のリモートデスクトップへSSH経由でアクセスできるような環境も用意したのですが、最初はうまくいきませんでした。家でチェックするにあたり、Linuxマシンからチェックすることにしようと思って、Fedora Core 6 へ rdesktop 1.5.0 をインストールしました。ソースからコンパイルしましたが簡単に入りました。これを使うとVistaへアクセスできました。ただし、色深度が16までしかサポートしていないようです。rpm版の1.4ではダメでした。
# tar xzf rdesktop-1.5.0.tar.gz
# cd rdesktop-1.5.0
# ./configure –prefix=/usr/local/rdesktop
# make
# make install
画面サイズを指定したい場合
$ /usr/local/rdesktop/bin/rdesktop -g 1024×768 192.168.1.123
フルスクリーン
$ /usr/local/rdesktop/bin/rdesktop -f 192.168.1.123
参考資料
– rdesktop: A Remote Desktop Protocol client
http://www.rdesktop.org/
– @IT:Windows XPのリモートデスクトップ機能を使うには
http://www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/linuxtips/431usexprd.html