Programming

ちょっと前に作成したプログラムを改造することに決めて、今日とりかかってみた。実行しなければならない処理は非常に単純なので、ちょっとの改造で対応できるものなのだが、意外と手間がかかる。ファイルをコピーして、ちょこっと一部を直せばできてしまうのだが、何となくVisitorパターンを使ってみたり、ちょこちょこっとリファクタリングをしてみたり。

スクリプト系のプログラミングに慣れてしまうと、コピーした方が楽だよな、とか、このプログラムはどれぐらい利用することになるんだろう、といったことに気がいってしまいがちです。同じようなプログラムを作成するという場面がどれくらいあるのか、というと、それほど多くはないのです。そうすると、何となくその場凌ぎのプログラムでいいかな、となってしまいます。

ある程度の規模になると、何度もテストをしたり、システム内で共通で使う部分とかがでてくるので、ライブラリを作成する価値がでてくるのですが、運用系のちょっとした処理は圧倒的にスクリプトで実現した方が有利な気がします。よく使うコマンドを順番に実行したいとか、設定ファイルを条件によって書き換えたいとか、ログから必要な情報を抜き出したいとか、UNIXの世界で提供されているコマンド、シェル、といったもので実現できる処理だからなのでしょう。こういうものも関数などを用意してライブラリ化しておくといいのですが、そこまで必要ないことの方が多いような気がします。単に、ライブラリ作成能力が欠如しているからかもしれませんが。

「あぁすればいいだけだな」と思うのに、実装に時間がかかる場合がよくあるのですが、これはライブラリ化をするべきところでしていないのか、現在のプログラミング言語の限界なのか、どちらかなのでしょうが、思い立ったらすぐ実装できる世界が実現できないかな、と夢見る今日この頃です。

とりあえず、今日は結構プログラムに時間を割けたかな。

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