VirtualBox上のUbuntu17.10で日本語入力がうまく動かない

VirtualBox上のUbuntu17.10で日本語入力がうまく動かないことがあります。とりあえず、iBus-anthyを使うと安定するようなので、そうしています。

最近、CentOS7のマシンで使っているキーボードの左ShiftやCtrlキーがうまく入力できなくて困っていたので、キーボードを変更しました。机を広く使いたいので、「バッファロー BSKBU300BK 有線コンパクトキーボード ブラック」という小型のものにしてみました。

今まで使っていたキーボードはUSBポートつきで便利だったのですが、今回のものはついていなので、「Digio デジオ UH-2424BK [USB2.0 縦挿しハブ 4ポート バスパワー 1.8m ブラック]」も別途購入してみました。手元でUSBマウスをはずしたり、USBメモリを手軽につけたりするのに利用するつもりです。デスクトップPCに常時接続しておくつもりなので、ケーブル長は180cmのものにしてみました。

これまでのキーボードはCtrlキーがAのキーの横にあったのですが、新しいものはCaps Lockキーになっています。この設定をマシンでいつも変更するのが面倒なのですが、仕方がないので変更しました。CentOS7は「CentOS7でCaps LockキーをCtrlキーにする方法 | hiro345」にあるようにTweak Toolで指定ができるので、これで CtrlとCaps Lockを交換しました。

CentOS7はそれで解決したのですが、今度、VirtualBoxのゲストマシンで用意してあるUbuntu 17.10 で問題が発生しました。Ubuntu 17.04jaからアップデートしたものだったので、fcitx-mozcを日本語入力で使っていたのですが、CtrlにしたはずのCaps Lockキーを押すと、Caps Lockキーの動きをしてしまったり、Ctrlキーの動きになったり、よくわからない状態になってしまいます。ということで、iBus-anthyをインストールして、そちらを使うようにしました。fcitx系はremoveして、設定の「地域と言語」で「インストールしている言語の管理」から、日本語をインストールして、キーボード入力に使用するIMは「iBus」を指定しました。入力ソースは「日本語(Anthy)」と「日本語」を追加しておきました。

あとは、「Ubuntu 17.10のインストール直後にやっておきたいことまとめ | Linux Fan」を参考にして、下記のコマンドでCaps LockをCtrlキーとして、Caps Lockは無効としました。

$ gsettings set org.gnome.desktop.input-sources xkb-options "['ctrl:nocaps']"

これが正解なのかはよくわかりませんが、手元では動いているので、よし、としておきます。

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