マイコン世代が熱くなるBASIC人気

タイニーBASICをCで書く 」という書籍が発売されて、これに興味を持つ人が多いようなので、少し調べてみました。Tiny BASICをCで実装して公開されたとのことで、「豊四季タイニーBASIC確定版 | 電脳伝説 Vintagechips」に記事がありました。この実装についての解説本だということのようです。Raspberry Piでも動作するということで、Linux版が「GitHub – vintagechips/ttbasic_lin: TOYOSHIKI Tiny BASIC for Linux. Tested in Raspberry Pi RASPBIAN.」で公開されています。GPLだとのことです。

自分で組み立てて学ぶコンピューター IchigoJam ブレッドボード版提供開始 #IchigoJam / 福野泰介の一日一創」といった記事もあったりして、最近BASICの話題はよく聞くなぁと思っています。

マイコン世代の人だとBASICに結構な思い入れがあるようなので、マイコン世代の親が子供と一緒にという名目で自分用に買っているのだろうなぁ、と思ってます。3DSのプチコンもマイコン世代が購入している気がします。(個人の感想です)

文法は「Tiny BASIC – Wikipedia, the free encyclopedia」にありました。単純だということで、実装も世の中にはたくさんあるようです。

mbed版へ移植した人もいて「豊四季タイニーBASICをmbedに移植してみた。 – robo8080のブログ」で紹介されています。

BASICの実装より、動かす方やハードウェアに興味がある人はIchigoJamからさわるといいのだと思います。コンピュータに必要な基本機能が実装されているので、そこそこ楽しめるはずです。できることが少なすぎて、3DSとかで見る目が肥えてしまっている子供が興味を持つにはちょっと辛い気がしますけど。

結局のところ、きちんと理解するには、電気回路や情報科学の基礎知識が必要で、そういう話を子供にもわかるように説明するというのは、結構難しいからです。とはいえ、わからなくても触らせておく、という経験は重要なのだと考えています。

最近はラズパイを使う機会が個人的に多いのですが、IchigoJamは機会がありません。ということで、IchigoJamはまだ持っていないので、今度、買ってみるかな、と思っています。マイクロマウスとかが先に欲しいですし、BASICの実装も興味がありますけど。

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