プロジェクターを持ち運びをしたい人というのは、はっきり言って限られますよね。だけど、みんなで画面共有をしながら、わいわいと話をしたり、プレゼンをしたりするのが大好きな人というのも確実にいるわけで、そういう人にぴったりな製品がVIVITEK QUMI Q5です。
学校の先生をしていたころは、しょっちゅう資料を見せていたので、こういうのにはすぐに興味を持ちます。最近は資料を提示したり発表をする機会も少なくなったので、持ち運んでまでプレゼンをするということはなくなっています。ですから、実際に購入するかどうかは別ですが、性能をみるかぎりではなかなか良さそうです。
もちろん、明るいところでは使えませんが、所詮モバイルプロジェクタとはそういうものなので、割り切りが必要でしょう。心にヒットするのは、LEDレンズを使っているという特徴です。レンズ交換が必要ないのだとしたら安心して長期間使えます。これは嬉しい。値段も手頃といえば手頃。
なんて調べていたら、「そういえばスクリーンも必要なんだよな」と気がつきました。いまはモバイル用にいろいろあるのですね。格安のモバイルスクリーン PRS-P15 のスクリーン表示サイズは15型程度とのこと。ベースが紙なので軽量だとのこと。資料はiPhoneやiPadで持ち運べばいいと思えば、プロジェクタも安いものがあるようです。ipico は iPhone/iPad用で格安です。epico はHDMI入力が可能なのでPCなどにも使えます。値段は ipico ほど安くはありませんが、QUMI Q5よりも安いですね。
卓上用の三脚まで人気があるようで、時代は進んでいますね。大きめのモバイルスクリーンと卓上三脚を組み合わせて購入する人も多いようです。
モバイルプロジェクタは台形補正ができないものが多いので、こういうアクセサリでなんとかするということになるのでしょうか。結局荷物が多くなってしまって大変そうですが、東京都内とかなら重宝しそうです。田舎だと車で移動なので、普通のプロジェクタとモバイルスクリーンの組み合わせが便利だという話になりそうです。
最近は打ち合わせでプレゼンという機会も少なく、紙の資料かPCで直接表示して議論をするということが多いので、プロジェクタの出番というのはなくなってきています。しかし、「みんなで画面を共有して楽しむ」というときに、プロジェクタであれば大画面で観ることができるので、やっぱり1台は欲しいなぁと思う次第。