PCクラッシュ その4

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PCの壊れたシステムファンを取り替えようと思い、PCを停止させて分解したところ、起動しなくなりました。いろいろ確認したところ結局電源ユニットに問題があることがわかりました。

若干危険はありそうでしたが、すでにショートとかして壊れているなら、うまく電流が流れないわけだから、よほどのことがない限り大丈夫だろうと楽観的に考えることにして、マザーボードとCPUを元に戻して動かしてみました。案の定、起動はしなくて、CPUファンが動いたり停止したりを繰り返します。前回も同様だったので、もしかして電源ユニットがまた問題を起こしたかもしれないと心配になりましたが、とりあえずは新しいマザーボード、Core2Duoの組み合わせに戻して起動しました。電源ON!

今度は無事起動しました。結局、Celeron E3300のCPUが余ってしまいました。Core2Duo E6600と性能を比較してみましたが、似たような感じだったのでCore2Duoを使うことにしました。もっと早く電源ユニットがおかしいと気がついていれば、こんなことにはならなかったのですが、最初に「電源ユニットは大丈夫だ」と勘違いをしてしまったので仕方がありません。結局、最初に試した環境でPCは起動したのですが、たまたま安定して動作していたようで、それを見極めるのは難しかったということでした。

さて、電源ユニットがひとつ足りなくなりましたが、もう一つ古いPCがあり、そちらこそ、使い道がないものだったので、念のため電源ユニットを確認してみました。ちょっと容量が低いのですがぎりぎり足りそうだったので、ためしに電源ユニットがなくなったマシンへ取り付けてみました。SATA用の電源コネクタがなかったので、駄目かと思ったのですが、丁度変換コネクタがひとつ余っていて、それを使って無事起動させることができました。

2010年の夏にいくつかのPCについて整理しようと色々片付けて、ある程度選別していつでも捨てることができる状態にしてあったのですが、残しておいて良かったです。そのマシンがこんなところで役に立つとは思いませんでしたから。自作PCはいろいろと面倒がありますが、今回のように部品を融通しあってうまくやりくりすれば、ちょっと調子が悪くなったからといってマシンを全部買い換えるといったことをしなくても済みます。かけている労力と時間はそれなりのものなので、純粋に良いかというと難しいところがありますが、こういった作業を通して、システムエンジニアの技術力アップにも若干ながらつながっていると思うので、まぁ、よしとします。

基本はソフトウェア開発関係に普段は気が向いているので、こういう機会がないと、ハードウェア関係まではフォローしきれません。最近のCPUトレンドやマザーボードの情報などに目を向ける良い機会となりました。実際の仕事にも役に立てたいところですし、今回稼動できるようにしたPCは有効に活用したいと考えています。

さて、Celeron E3300をどうするかが問題ですが、ハードオフへ持っていってもいいのですが、100円とか言われても悲しいので、もっと別のことを考えようと思います。

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