ツールの選択ポリシーとして、「適材適所で使えるツールを選ぶ」というものを採用しています。なので、UNIX系のツールを使うときには、Linux環境を用意して使うのを基本としています。無理してWindows環境でLinux環境を用意して作業をするというのは苦労のわりには得るものが少ない気がするからです。仮想マシン環境が簡単に構築できるようになってからは、なおさらです。Windows環境にLinux仮想マシンを導入すれば、それで済んでしまいますから。問題は、「両方のお作法について理解しないと、作業が効率よくできない」といったあたりです。でも、中途半端な環境を用意するよりはいいと考えています。
でも、このまえ、NetBookのWindowsで作業をしていて、どうしてもPerlが必要だったので、Cygwinを入れてみました。ActivePerlにしないのは、なんとなく、PerlといえばLinux環境の方が親和性が高そうな気がしたからです。Cygwinには便利なツールもいくつかついているので、これだけ簡単にインストールできるなら、また使ってみてもいいかな、と思いました。NetBookで仮想マシンを動かすのはやはり無理があり、適材適所を考えると、Cygwinが必要な場面もやっぱりあるわけですね。開発者に感謝。