基本が大切

最近、OpenOffice.org Basicを調べたのですが、世の中、ひどいサンプルコードがでまわっていて、ファイルは開きっぱなし、エラー処理はしない、という状態で、OSやコンピュータリソースにはやさしくない。基本をしっていれば自分で追加するけど、そうでなければそのままコピーして動けばいいや、でおしまいです。いいんですかね、こういう状況。

プログラミングの課題については、学校の先生も悩んでいる(Fantastic Metaphors! Immaculate Mix 2 | バッティング・ピッチャー)ようですが、基本は球をよくみて当てることだと思うので、まず変化球は禁止、直球で勝負じゃないですかね。球が見えていれば、変化球はプロになってからでも打てるでしょう(たぶん)。

個人的には、課題のレベルわけも必要ですが、できあがったプログラムの品質チェックもきちんと評価するというのがいいんじゃないかと思います。クラス数が多いほど良い、例外処理が多いほど良い、テストコードありなし、ドキュメントありなし、テスト自動化ありなし、採用デザインパターン数、マルチスレッド対応か否か、マルチOS対応か否か、などなど。

あと、研究者を育てたいならアルゴリズムは自分で考え出せる人を育成しないといけないけど、開発者を育てたいならアルゴリズムは理解してライブラリを使える人を育成しないといけない、と思っているので、両方同時は難しいだろうな、と思っています。

最近見た、幼稚園での学習を話題にしたテレビでは、「遊ばせながら競争させる」というのをやっていて、それもいいらしいですよ。ドリル的な簡単な課題を5題ぐらい、毎回授業の最初にやったり。陰山メソッドも似たような取り組みじゃないかと思っています。あまりよく調べていないけど。

Fantastic Metaphors! Immaculate Mix 2 | バッティング・ピッチャーのコメント欄に書いたら意外と長くなってしまったので、自分のサイトへ掲載してみました。

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