スケジュールが遅れることはよくあるのですが、何ででしょう。単純な原因としては、見積もりが甘いとか、見積もりが難しい内容だったとか、そもそもできないことがあったとか、考えることができます。個人的には、その他に、その作業をする人の気分というのも影響が大きいような気がします。創造的な作業というのは特にそうで、作家が締め切り間近にならないと書けない、というのはわかるような気がします。
演奏家やスポーツ選手は公演や試合にあわせて、気分を盛り上げてピークをそこへ持っていくわけですから、作家や芸術家であっても同じように締め切り前に終了するように気持ちをいれていかないといけないのだと思いますが、ルールがない世界での作品創造ですから、同じようなレベルでは話はできないのかもしれません。
一般の人がしている普段の仕事でも、質的には気分が大きく影響しているのだと思いますが、気分が大きく作業に影響しないように、仕事中は仕事に集中をして、プライベートな時間は切り替えて気持ちをリフレッシュさせて、ということができないと、ストレスがたまってしまって倒れてしまいます。
ただ、ひとそれぞれバイオリズムがあるわけで、同じバイオリズムの人が集まって作業ができるわけでもありませんから、画一的に朝8:30から夕方17:30まで働くという仕事のあり方というのには疑問を感じたりします。なんとなく経験上の話ですが、職場に拘束されている時間帯全部を仕事に集中させるというのは、非常に難しいです。逆に言うと、その間の何割かは無駄が発生すると言う前提で仕組みができているような気がします。
まぁ、なにはともあれ、とりあえず納期は守るように努力しなければ。