Angular2を学ぶには

最近、Angular2を学ぼうと思って、いろいろと調べてました。最初に「WEB+DB PRESS Vol.95 」を読んでみたのですが、わかるところとわからないところがあったので、やはり基本から理解した方が良さそうだということで、本家の「Angular Docs – ts – INDEX」を見てみました。

Quick Start をやると、Angular2のアプリを動かすことができるようになります。また、最低限必要なファイルが何か、自分で作成する必要のあるファイルはどれか、というあたりがわかるようになります。次に、「Tutorial: Tour of Heroes – ts – TUTORIAL」をやってみると、TypeScriptのコードと、HTML、CSSのコードがどう関係しているのかが、わかるようになります。

ただ、英語の文献になるので、ちょっとつらいところもあります。Angular 1系の書籍がいくつかあるので、そちらもざっくり読んでみると、理解が進むかもしれません。手元に「AngularJS アプリケーションプログラミング 」があったので、概略を読んでみてから、Angular2 のコードを見たら、「なるほど」という感じでした。Angular2ではScopeがなくなっているようですが、Angularがあると何が便利なのか、なんのために各機能が用意されているのか、といったあたりを理解してから、英語のドキュメントを読むと、誤解せずにできそうです。

他には「AngularJSリファレンス 」とか「AngularJSアプリケーション開発ガイド 」とかもあるので、読みやすいものを選んで、読んでみると良いと思います。

それで、一度 Tutorial の最初のアプリを動かしてから、WEB+DB PRESSの記事を再度読んでみたら、わかるところが増えました。

ちなみに、TypeScriptも理解している必要があるのですが、そういうのがAngular2のハードルを上げている気もします。次のような書籍もあるのですが、最新のTypeScriptは2.0.7なので、これに追いついているものは多分ないです。まずは1を理解していれば、2にもすぐ順応できるはずなので1冊は書籍を軽く読んで、最新の情報は英語ドキュメントから、というのが、やっぱり速いのでしょうね。英語がバリバリできるなら、最初から英語を読めばいいと思いますが…

Webフロントエンドのアプリは、環境変化が激しいので、環境整備が難しくて、大変なのですが、まったくやらないというわけにもいかないので、難しいところです。簡単なアプリなら、jQueryでいいような気もするのですが、エンジニアだったら表現力の高い実装環境があるなら使ってみたいと思うわけなので、がんばって使ってみるかなぁ、という感じです。

Dart programming language | Dart」だって面白い言語だと思ったのですが、日本では流行しませんでした。Googleさんの中ではガンガン使われているようなので、どこかでやっぱりDartの方がいいのではないか、ということもあるような気がしてはいます。ECMAScriptの環境変化が激しい理由は、結局、過去の文法のしがらみからぬけることができないためで、そういうプログラミング言語は普及はしても、わかりやすい文法にはならないことが多いからです。

といったことは考えますが、いまのところだとAngular2は使ってみる価値のある有力なフレームワークなので、使えるようになっておきたいですね。使えないより、使えたほうが、何かと楽ができるはずなので。

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