昔シンクライアントというものがありまして…

シンクライアントというのは昔からあって、何度も話題になるのですが、なかなか普及しません。ローカルマシンが非力すぎて満足できないことが多いからです。

ただクラウドサービスによってデータがクラウド側におかれるのが普通になってきた現在では、また見直されてきている感じです。最近だとパワフルなローカルマシンが必要になること自体が少なくなってきていて、持ち運べることや小型であることや静音であることの方が重要であることも多くなってきています。

ということで、最近話題になったマシンを少し調べてみました。スティック状のWindowsマシンとか大人気のようですね。

ディスク容量が32GBとかだと少ないので動画の編集や保存はまずできませんし、音楽もあまりためることはできないでしょう。でもWebブラウジング、WordやExcelでのファイル編集程度なら問題ないでしょうし、Youtubeの再生なども問題なさそうです。ファイルはDropboxやGoogle Driveでクラウドに保存しておくなら、全然問題ないですよね。

少し大きくていいなら、このLIVAというのもあります。こちらも64GBとディスク容量は少ない。モバイルバッテリでも駆動可能といったあたりに魅力を感じる人がいるかもしれません。LinuxもWindowsも動くようなのでプログラマブルなファイルサーバやミュージックサーバが欲しいといった場合に有用かもしれませんね。Raspberry Pi+USB HDDという選択肢もありますが… 個人的にはWindowsの小型マシンが欲しいときに使いたくなるかもしれないと考えています。そういう機会がなかなかないので購入まではできないのですけどね。

最後はChromebookです。Googleにロックインされてもいいから、Googleサービスを快適に利用したい人には超お買い得なのではと思います。個人的にはGoogleサービスだけでどこまで仕事ができるか、というのを試してみたいです。もしくは、これさえあれば出来るという仕事はどれくらいあるのか、というのが知りたいですね。なんとなくキーボードつきのAndroidタブレットと競合している気がします。

スマートフォン+タブレット+キーボードというモバイルと、スマートフォン+ノートPCというモバイルと、どちらが普及していくのかは気になりますが、ソフトウェア開発はキーボードがまだ必要なので、開発者はスマートフォン+ノートPCという組み合わせが主流でしょう。プレゼンが多い人はスマートフォン+タブレット+キーボード派が多くなりそうです。

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