Apache Maven のpom.xmlも見かけることが増えてきた

Apache Maven のpom.xmlも見かけることが増えてきましたね。なんて思っていたら、「maven流行んないね – Togetter」みたいな話があって、いまなら「Gradle – Build Automation Evolved」に言った方がいい、という話もあるようです。

とりあえず、Apache Maven 3 クックブックという本があったので、ざっくり読んでみましたが、概要を知るにはわかりやすくて良かったです。pom.xmlの例を実際に見ながらでないと、理解するのは難しいかもしれませんが、最近はMavenプロジェクトを自動生成するプラットフォームもいろいろあるようなので、そういうところで生成されたpom.xmlを使ってみながら読むと良いのではないかと思います。

Gladleは翻訳本で良い本はないようなので、本家の資料を見るか、洋書で勉強するかのどちらかになりそうです。Groovyで実装されているのか、GroovyをDSLにしているのか、よくわかりませんが、深い関わりがあるようです。ちょっと調べてみたいところですね。

いずれにせよ、MavenによりJavaのパッケージシステムが用意されて便利になったことは確かです。とはいえ、Javaはプラットフォームとなるコンテナ側で必要なライブラリは大体そろえていて、自分で追加するライブラリはそれほど多くはないため、リポジトリへJARファイルごとつっこんでおしまい、みたいなことはよく起きていると思います。例えば「JBossがバージョンアップしなければ使っているライブラリ一式もバージョンアップしない。」といった話になりがちです。これは、セキュリティ的にはあまりよろしくないので、そうならないようにしていきたいところですが、そうすると、Mavenのリポジトリのようなものは必要になってくるはずです。

ということで、Gladleもきっと良いのでしょうが、今日のところはMavenということで。

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