Virtual Machine

USB起動Linux、仮想マシンのデモを学校の先生にしてみた。仮想マシンについては何人かが興味を持っていたようで、少し話しができましたが、それほどピンときてはいないようでした。VMwareマシンやVirtualPCマシンを用意するのは難しくはないのですが、各目的用途に応じたカスタマイズには時間がとられてしまうはずなので、そのあたりにシーズがあるような気がしています。

その昔(13年ぐらい前でしょうか)、「PCを購入する前に、HDDだけ購入して持ち歩いてもいいかな」と思って外付けHDDを購入してしまったことがあり、80GBの外付けディスクを持ち歩くのは別におかしいことだとは考えていません。教育分野などでは、学習にあたって同じ環境が提供されているとありがたい場合と、自分の環境に同じ環境を構築して独習可能な状態がありがたい場合とがありますから、学習者のステータスに応じて教材を選べるようにする、というのがメリットではないか、と考えています。

USB起動Linuxにせよ、仮想マシンにせよ、2000円程度で購入できるUSBメモリから始めて、ヘビーユーザはUSB HDDへ移行するような、道筋を考えて提案してあげると良いのではないだろうかと考えています。実際に中にはいるLinuxはどういうものがいいのか、という点についても議論をする必要がありますが、Webストレージなどよりは仮想マシンの方が先に普及するのではないか、と予想をしています。Windowsを選択したときには、ディスク容量とOSの値段がネックになると思いますが、HDD+OEM版Windowsを選択すれば抑えられると思います。ただ、それでも格安PCだと5万円を切っているので、微妙なところはありますけど。

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