意外に簡単にできるようなので、WS011SHを緊急起動用USBメモリとして使えるように設定をしました。OpenOffice2.4もインストールしたので、結構使えます。
Puppy Linux をインストールしたUSBメモリを作成したので、それから、必要なファイルをすべてWS011SHにいれるmicroSDへコピーし、syslinuxをつかって、ブートローダの書き込みを Windows マシンで下記のように行いました。F:は、microSDのディスクのドライブ文字。
syslinux -ma -d /boot F:
こうやって用意したmicroSDをWS011SHへつけて、パソコンへUSBに接続し、WM5torage を使ってActiveにします。その状態でパソコンをUSB HDDからの起動すると、無事Puppy Linuxが動きました。ただし、手元では転送速度が遅く、通常のUSBメモリを使うよりも随分起動に時間がかかりました。Puppy Linuxなので、起動してからはさくさくと動作しますが、あくまで緊急用という感じです。
ちなみに、WM5torageはrarという拡張子がついていますが、これはアーカイブファイルの一種なので、展開できるツールを別途入手して、展開してからWS011SHへインストールする必要があります。
参考:
・仙石浩明の日記: Advanced/W-ZERO3[es] アドエスを非常用の起動ディスクにしてみる
http://blog.gcd.org/archives/51046927.html
ツール:
・FreewarePPC.com – Freeware Pocket PC / Freeware Windows Mobile: WM5torage v1.8
http://www.freewareppc.com/communication/wm5torage.shtml
・The SYSLINUX Project – Syslinux Wiki
http://syslinux.zytor.com/wiki/index.php/The_SYSLINUX_Project