子供と一緒にウルトラセブンの再放送をみているわけですが、難題をふっかけてきて凄いですね。今日の話は、「ペガッサ星宇宙都市を残すか地球を残すか」という話で、ペガッサ星人からみるとあたり前の技術で地球がちょっと軌道修正してくれればすむけど、地球人はそれができないのでペガッサ星宇宙都市を破壊してしまいます。しかし、実は、ペガッサ星人側でも破壊工作員を地球へ送っていて、万が一地球が軌道修正できなかった場合は、地球を破壊するということになっていたのです。ペガッサ星人の工作員は、ぎりぎりの時間まで破壊工作を我慢するのですが、技術的に劣る地球側は地球側にとって技術的に安全なうちにペガッサ星宇宙都市を破壊してしまいます。ということで、ペガッサ星人の工作員が地球を破壊するときにはすでにペガッサ星宇宙都市はこの世にないという状態になってしまいました。どっちも自分の星を守るための行為なので、非難しようにもどうしようもなく、結局、実力行使をした方の勝ちという感じで、後味が悪いというか、なんというか…
とりあえず、怪獣との派手な格闘シーンを期待している我が家の子供には、やはりわかりにくい… 「なぜ、ペガッサ星人をセブンは倒さなかったの?」と疑問に思うらしいので、それに対して説明するのですが、なかなかわかってくれないわけです。見ている大人からして、「セブンがウルトラ警備隊を総動員してペガッサ星宇宙都市の軌道をちょっとかえてあげればいいじゃない?」なんて思ってるんですし…
仮面ライダーも話は小難しいのですが、バトルシーンはきっちりいれてくるので、子供的には満足度は高いようです。とりあえず何で戦っているかは気にしないで、誰が強いか、だけわかればいいようなので、ライダー同士が戦っていても大丈夫。「今日のカリスは強かった」「今日のギャレンは弱かった」で話がまとまります。親としては、バトルシーンにだけ反応されるのも嫌なんで、これまた微妙なんですが(^^;)