KisoJava 8

改訂版 基礎 Java を執筆するにあたって意識した事 その8

"改訂版基礎Java"でGoogle検索すると、そのものがヒットし、本サイトも1ページ目に表示されます。Amazonを越えることができないのは仕方がないにしても、もう少し上に行きたいところです。

さて、KisoJava 7ではPart1の内容を総括しましたので、ここからはPart 2の内容について簡単に説明をしてみようと思います。Part 2では、「Javaコーディングのための基礎知識」ということで、JDKがいよいよ登場します。JDKを使わないで「プログラミングの常識」を学習するスタイルというのは、結構めずらしいと思いますが、プログラミングやソフトウェア開発を初めて経験する人にとっては、やはりコンパイル作業とかは手間だと思うわけです。とはいえ、Javaプログラミングではさけて通れませんから、Part 2から使い始めることにしました。

Chapter 8 「JDKを使ってみよう」では、JDKのインストール、javacコマンドの使いかた、native2asciiコマンドの使いかたなどを解説しつつ、パッケージの説明もしています。パッケージについては、詳細は別途説明しています。他の項目でもそうなのですが、一度簡単な説明をしてから、必要なら後で詳細を説明する、という方針で執筆しています。最初の方で必要な内容と、Javaを理解してから必要となってくる内容に差があるからです。使えればいい、というレベルと、使いこなす必要がある、というレベルでは要求されることが違うと考えています。独習者にとっては、ステップ式に進めていくのがわかりやすいだろう、ということでこのようにしています。

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