Leap Motion SDKを使ってみよう

2013年9月7日のSSS(G)勉強会ではLeap Motionについて調べました。Leap Motionの詳細についてはLeap Motionをどうぞ。Leap Motionは自分のものではなかったので、そばで見て記録をしていました。少し足りない情報があるかもしれませんが、了承ください。

最初にLeap Motionを入手する必要があります。本家から購入することもできますが、Amazonでも購入可能なようです。

Leap Motionを入手したら、Leap Motion | Setup からドライバのダウンロードができるので、使用しているOSに応じたものを入手してください。サポートされているOSは Windows7, Windows8, Mac OS X 10.7 Lionになります。ただ、マシンによってはインストールができないようです。

開発用のSDKは「Get Started with the Leap Motion SDK < Leap Motion Developer」からダウンロードができます。メールアドレスでのアカウント登録が必要で、アカウントを入手したらサインアップして入手します。

C++、C#(Unity)、Java、JavaScript、Pythonでの開発ができます。Socketでつながるものなら何でもいけるはずです。LinuxでサポートされているOSは Ubuntu 12.04 LTS, Ubuntu 12.10 以降とのことです。

最初に下記のパッケージをインストールしておきます。

$ sudo apt-get install libgl1-mesa-dri libgl1-mesa-glx

JavaScriptで開発をする場合はleap.jsが必要になるので、GitHubで公開されているライブラリを入手しておきます。

$ git clone https://github.com/leapmotion/leapjs

SDKをダウンロードしたら展開をして、ドライバをインストールします。x86版の場合は下記のようになります。

$ tar xf DeveloperSdk_LM_0.8.0.5300_Linux.gz
$ cd DeveloperSdk_LM_0.8.0.5300_Linux
$ cd LeapSDK
$ sudo dpkg --install Leap-0.8.0-x86.deb

ちなみに、アンインストールは下記。

$ sudo dpkg -r leap:i386

x64版の場合のインストールでは、Leap-0.8.0-x64.debを指定し、アンインストール時は leapを指定します。

$ sudo dpkg --install Leap-0.8.0-x64.deb
$ sudo dpkg -r leap

Leap_Developer_Kit_0.8.0_5300_Linux/ExamplesやLeap_Developer_Kit_0.8.0_5300_Linux/LeapSDK/samplesには、サンプルプログラムがあります。JavaScriptのサンプルプログラムのうち、下記はそのまま動いていました。

  • Leap_Developer_Kit_0.8.0_5300_Linux/LeapSDK/samples/JSONViewer.html
  • leapjs/examples/dumper.html

下記は動きませんでした。

  • Leap_Developer_Kit_0.8.0_5300_Linux/LeapSDK/samples/Sample.html
  • leapjs/examples/visualizer.html

Java版サンプルについては下記のような手順でコンパイル、実行ができます。カレントディレクトリはLeap_Developer_Kit_0.8.0_5300_Linux/LeapSDK/samplesにしてあります。なお、実際には動かしてはいませんので、もしかしたら、これだけでは動かないかもしれません。コンパイルエラーやライブラリが見つからないといったエラーは発生しないはずです。

$ javac -cp ../lib/LeapJava.jar Sample.java
$ java -cp .:../lib/LeapJava.jar -Djava.library.path=../lib/x86 Sample

なお、Mac OS X上のVirtualBoxでトライしてみましたが、動かせませんでした。残念。

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