Linuxマシンに、どんなハードウェアがつながってるか調べるには、dmesgコマンドを使うのが基本です。/var/log にある kern.log, syslog といったログファイルも情報源となります。また、/procディレクトリにあるファイルには、ハードウェアの情報が出力されているので参考になります。
CPUの情報を知るためには、/proc/cpuinfo ファイルを見ます。
# cat /proc/cpuinfo
メモリの状態を知るためには、freeコマンドや /proc/meminfo ファイルを見ます。
# free
ハードディスクの情報は、hdparmコマンドを使えば得ることができます。
# hdparm -i /dev/hda
Linuxではドライブ装置はファイルと対応づけられています。IDEの装置は次のように名前が決まっているので知っておきましょう。
/dev/hda IDEプライマリマスタ
/dev/hdb IDEプライマリスレーブ
/dev/hdc IDEセカンダリマスタ
/dev/hdd IDEセカンダリスレーブ
USBストレージは、SCSI装置として認識されます。SCSIの装置は次のように名前が決まっているので知っておきましょう。
/dev/sda 1番目のUSBストレージ(SCSI装置)
/dev/sdb 2番目のUSBストレージ(SCSI装置)
/dev/sdc 3番目のUSBストレージ(SCSI装置)
/dev/sdd 4番目のUSBストレージ(SCSI装置)
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PCIカードを調べるのであれば、lspciコマンドを使います。/proc/pci を見ても良いでしょう。
# cat /proc/pci
CD-Rドライブや、DVD-Rドライブについて調べるには、cdrecordやdvdrecordといったコマンドを使います。
# cdrecord -scanbus ( もしくは dvdrecord -scanbus )