PlugProxy

実際に流れているHTTPのデータ解析をするのにはパケットキャプチャをすればいいのだが、これを簡単にするためのツールがある。PlugProxyがそれだ。

Javaアプリケーションなので、Javaが動作しない環境では、JDKダウンロードページなどから、JRE 5.0 Update 4 か JDK 5.0 Update 4 をダウンロードしてインストールしておこう。

PlugProxyは、http://www.bbzzdd.com/plugproxy/からダウンロードできる。ダウンロードしたら、アーカイブファイルを展開して、好きなディレクトリへおけばいい。

使い方は簡単だ。Windowsならplugproxy-gui.bat をエクスプローラからダブルクリックすればPlugProxyが起動する。画面にはhost、Remote Port、Local Port を指定できるようになっている。どんな値を指定すれば良いかについては、次のリストを参考にしてもらいたい。

  • host :接続するマシン名 例)www.sssg.org
  • Remote Port :接続するポート番号 例)80
  • Local Port :プロキシのポート番号 例)18080

こうして値を指定したら[start]をクリックしよう。するとプロキシーが起動するので、http://www.sssg.org:80/ へアクセスしたい場合は、http://192.168.1.20:18080/のようにブラウザのロケーションバーへ入力する。192.168.1.20はPlugProxyが起動しているマシンのIPアドレスだ。同一マシンで作業をしているなら192.168.1.20の代わりにlocalhostでもいい。

すると、http://www.sssg.org:80/ へアクセスしたときに発生するリクエストデータとレスポンスデータがPlugProxyの画面へ表示される。PlugProxyを使うことによって、次のようなデータ転送がされるのだ。

Webブラウザ <—> 192.168.1.20:18080 <—> www.sssg.org:80

こういうツールはWebアプリやWebブラウザの開発時に重宝するだろう。

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