RedHat Linux 9 on VMware

RedHat Linux 9 を VMware3.2 にインストールしたが、はまった。
まず、FSとしてext3 を使うと起動時にfsck がエラーを出してしまい、使い物にならない。これは、FSとしてext2 を使うことで回避。
その後は、ネットワークカードが認識しない。Googleで調べたら、VMware FreeML があり、そこに答があった。

「/etc/sysconfig/network-scripts の中で定義されている check_link_down() 関数がうまく動作しないので、check_link_down() が無条件に 1 を return するように変更する。」

うーむ。こういうふうに調べないといかんですが、どうしてもGoogleに頼ってしまう。しかし、難しいなぁ。

XFree86 V4 に対応するには、次のようにすれば良いらしい
http://www.vmware.com/jp/support/reference/common/guest_linux_xf864.html

コンパイル済のオブジェクトファイルのインストール
1.ゲストOS に root の権限でログイン
su
2.コンパイル済のモジュール(vmware_drv.o)をダウンロード
3.モジュールを適切な場所にコピー RedHat9は以下
cp vmware_drv.o /usr/X11R6/lib/modules/drivers/vmware_drv.o
4.XF86Config-4 を修正(次のようなDevice のセクションを追加)
Section “Device”
Identifier “VMware SVGA”
Driver “vmware”
BusID “PCI:0:15:0”
EndSection
5.XF86Config-4 を修正(Screen のセクションで次のように指定)
Device “VMware SVGA”
6.Xを実行

ついでに、Linuxゲスト向けVMware Toolsのインストールについて
1. 仮想マシンをオンにします。
2. ゲストOSが起動したら、
[ファイル] – [VMware Toolsのインストール](Windowsホスト)
[File] – [Install VMware Tools](Linuxホスト)を選択
これ以降の作業は仮想マシン内で実行(ゲストOSは必ずテキストモードで実行)
3. rootの権限でVMware Tools仮想CD-ROMイメージをマウント
4. インストーラを解凍し、CD-ROMイメージのマウントを解除
mount /mnt/cdrom (mount -t iso9660 /dev/cdrom /mnt/cdrom でも良い)
cd /tmp
tar zxf /mnt/cdrom/vmware-linux-tools.tar.gz
umount /mnt/cdrom
5. VMware Toolsインストーラを実行
cd vmware-tools-distrib
./vmware-install.pl
6. rootのアカウントからログアウトします。
exit
7. Xとグラフィック環境を起動します。
8. Xターミナルで、VMware Toolsバックグランドアプリケーションを実行(rootでやりましょう)
vmware-toolbox &

VMware Toolsを自動的に起動
例えば、 GNOMEを使用するRed Hat Linux 7.1ゲストでは、次の手順に従う。
1. GNOME Control Centerの[Startup Programs]パネルを表示
[Main Menu(画面左下の足のアイコン)] – [Programs] – [Settings] – [Session] – [Startup Programs]
2. [Add]をクリック
3. [Startup Command]フィールドにvmware-toolboxと入力
4. [OK]をクリックし、再び[OK]をクリックしたら、GNOME Control Centerを終了

次回Xを起動すると、VMware Toolsが自動的にスタートします。

VMware Toolsの削除
vmware-uninstall-tools.pl

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