幻の酒として知られ、人気コミックのモデルにもなった新潟県和島村小島谷の銘酒「亀の翁(お)」の酒蔵が、新潟県中越地方を襲った豪雨による地滑りで被害を受け、出荷不能になっている。今冬に仕込んだ酒の出荷はほぼ絶望とみられる。
幻のお酒が出荷絶望だそうで哀しい。実際に呑んだことはないのでわからないが、「夏子の酒」と聞いただけでおいしそうだ。こういう被害にあって跡絶えてしまうものって結構ありそうな気がする。天災で「秘伝のたれ」が台無しになったりとかありそうなので、その道の人はきっと神経を使っているのだろう。そういう意味では、保存場所が集中しているといけないので、分散させるべきなのだが、食べ物の場合は気候とか風土が影響しそうなのでなかなか難しいだろう。
なにはともあれ、復活にむけてがんばってもらいたい。