目次
ことの始まり
TDKのDVD-Rを購入してきたら、高密度対応とかで、対応していないDVDドライブで使うと壊れる場合があると注意書きがあった。とりあえず、Webサイトで調べたら、詳細はドライブのメーカーへ尋ねるようにと書いてあった。気になるのは、注意書きでは書き込み4倍速対応のDVD-Rでないと駄目だと書いてあること。製品は1x-4x対応と書いてあるのにだ。まったく意味不明。
サポートページで確認
そこで念のため、SONYのサポートページを見てみると、2002年8月以降の製品であれば大丈夫そうな雰囲気だが、自分の持っているマシンは書き込み2倍速である。基本的には、DVD for General Ver.2.0 に対応していれば高密度対応なので大丈夫なはずだ。そう思ったのだが、壊して修理に出すのは手痛いと思い、サポートへ電話して確認してみた。電話番号を通知でかけると、登録してある番号からこちらで使っている機種をみつけて専任のサポータへまわしてくれる。色々な意味でなかなか素晴らしい体制だ。で、さっそく質問をしたのだが、聞き方がいけなかった。「TDKのDVD-Rディスクを買ってきたらこれこれという注意書きがあったけど、VAIOで使えるか」と聞いてしまったのだ。すると向こうは明らかに「うちの製品じゃないものについて聞くなよなぁ」という感じで気乗りしない返事をされてしまった。
とりあえず解決
しかし、向こうはプロなので、丁寧な物腰で「SONY製品じゃないので責任をもって回答できない」ようなことを伝えてきました。そこで、「サポートページを見たが、云々、DVD for General Ver.2.0 に対応していることまではわかったが、一般的に言ってドライブが壊れることがあるか」と聞いたところ、やっと質問の意図を理解してくれたようで、「よほどのことがなければ壊れないだろうし、実際に壊れたというクレームはいままでのところない」と教えてくれた。とはいえ、ディスクは他社製なのでもちろん個人的な意見と前置きがあった上である。多分、正しい質問の仕方は、「DVD for General Ver.2.0 対応DVD-Rディスクを使えるか。使えるとして、4倍速対応ドライブでしか使うなと注意書きしてあるディスクを使ったとしてドライブが故障することはありえるか。」という2点に絞るのが良かったのだろう。間違っても、今回のように他社製品の名前を出してはいかんのだろうなぁ。と思った。
思い出したこと
子供のころ(中学生のころか)、ファミコンのACアダプタが壊れたので、規格さえあっていればどこのメーカー製品でもいいはずだろう、とシャープか日立のサービスセンターへファミコンで使えるアダプターは売ってないか質問をしたら、そんなことは任天堂へ聞いてくれと冷たくあしらわれたのをちょっと思い出してしまった。「規格」という視点から攻めないといけないですね。