MBRの修復をするには、fixmbrコマンド(Ref:https://www.hiro345.net/blogs/hiro345/archives/001990.html)を使えば良いのですが、その他にもっと高度なことをしたい場合もあります。そのためにはdskprobeコマンドを使います。
Ref: http://www6.wind.ne.jp/mrfujii/history/14hobbynow/pc-home/startup.htm
MBRのバックアップをするのに、Disk Probeを使う方法が紹介されています。セクタ単位で読み込み書き込みもするようなので、ファイルシステムについてよく理解している人でないと使えないでしょう。コマンドを使った方がらくなので、
Disk Probeを使うとディスクを直接編集できます。Windows XPのCD-ROMで提供されていて、Support Toolsフォルダからインストールします。コマンドは「dskprobe」です。最初に対象ドライブを選択して使います。[Drivers]-[Physical drive]-[Set Active]で選ぶことができます。
手順はMBRのバックアップをしてから書き込むという手順になります。
まずバックアップです。MBRは第0セクタに、ブートセクタは第63セクタにあるので、それぞれ[Sectors]-[Read]で表示してから、[File]-[Save as]で保存します。拡張子は .dsk になります。
次に書き込みです。[Drivers]-[Physical drive]-[Set Active]のときに、対象ドライブを選ぶダイアログでReadOnlyのチェックを外して選択します。保存していたファイルを開いて、書き込み先セクタを指定します。[Sectors]-[Write]を選ぶと、ダイアログが表示されるので、[Starting sector to write data]に書き込み先のセクタ番号を入力します。MBRを書き戻す場合は0、ブートセクタを書き戻すなら63を指定します。