Windows XP のマシンへGRUBなどをインストールしてしまった後に、MBRをもとの状態に戻したいときには、Windows XP のインストールCDがあれば簡単にできることがわかりました。回復コンソールというものを使うといいようです。単純にはfixmbrコマンドが使えればいいのですが、普通に起動したWindows XP のコマンドプロンプトからは使えませんでした。
1. Windows XP のインストールCDでPCを起動する
2. セットアップが実行されたら、最初の画面で「回復コンソール」を選択
3. 使用しているキーボードのタイプを選択
4. 回復コンソールに移ったら、回復するWindowsを番号で選択
5. Administratorのパスワードを入力
(Home editionだとノーパスワード)
6. コンソールでプロンプトが表示されたら「fixmbr」コマンドを実行
なお、回復コンソールを終了するには、exitコマンドを使えばいいです。
ちなみに、Windows XP のブートセクタが壊れたときは、fixmbrのかわりにfixbootコマンドを使って直せばよいようです。helpコマンドを実行すると、使えるコマンドの一覧がでてくるのですが、便利そうなコマンドがいくつかあります。一度みておくといいかもしれません。