Exit statement

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写真は本文とはまったく関係ないですが、ファミレスでゲットしたブロックです。最近のお子様ランチにはこういうのがつく。

閑話休題
VBがC#やJavaよりもさえている1つの事例ではExitステートメントは良い機能として捉えられているようだが、ラベル付きbreak文とかにくらべて良いとは断言できない。そもそも、そういう処理にせざるを得ない場合には設計を見直すべきだろう。逆に、そうせざるを得ない場合はレアパターンなので、その場合にはラベルを有効に使えばいいだけではないだろうか。オブジェクト指向ならprivateメソッドにその処理を分離してreturnしても良いぐらいだろう。たしかに、Exit doとかは役に立ついい文法だが、それほどインパクトはない。

自分がVBのメリットをあげるとしたら、WYSIWYGなGUIエディタ、視覚的に理解しやすいオブジェクト指向言語という点だろう。他の言語からいろいろな良い機能をうまく取り込んではいるが、文法的にはBASICにつぎはぎをしているため、エラー処理の構造化がしにくいとか、ブロック範囲の把握がしにくいと感じる。

デメリットについては、GUIをもたないプログラム作成には強くないイメージがあり、ライブラリ化が苦手だという印象がある。MVCを分離できるように意識して設計し、VBでViewをプロトタイピングしてインタフェース評価を先行させながら、バックエンドをC#なりC++で構築するというのが、いいんではないだろうか。(ってよく言われてることですが)

同じように疑問に感じる人がいたようです。
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