Engagement ring

ちょっと前までは彼氏がいることを誇示するために右手の薬指にリングをつける女の子が多かったのですが、最近は左手の薬指にリングをつける子もでてきたようです。

気になって「結婚するの?」と聞いたところ(我ながらストレートすぎるとは思う(^^;)、「Aちゃんとお揃いなんですぅ」と無邪気な返答が…これまで人類が時間をかけて築いてきた暗黙の約束事も関係ないようでちょっと驚きました。

目次

約束事

しかし、暗黙の約束事に縛られてしまう大人から見たときは、こういったルールの一方的な破棄に対しては危険を感じてしまいます。独身者への接し方と既婚者への接し方は当然変わってきます。先日の忘年会でも、独身者には共感しにくい子育ての苦労の話題はあまりできず、独身者でもわかりやすいネタ的な子育てぶりを話題にするのです。そこで、相手をしている人が独身者であるか既婚者であるかを判断することは重要なことなので、できるだけチェックをしておきたいものなのですが、その手段として最も単純なのはリングをみることなのです。

解釈

暗黙の約束事に縛られてしまう僕としては、リングをチェックしてみて、薬指になければ、とりあえずフリーと思って話をして良いと判断します。右手の薬指にある場合は、束縛したいか、束縛されているかのどちらかだなぁと判断します。左手の薬指にある場合は、2人を相手にするつもりになって話をしようと思います。どういった戦略をとるかは別にしても、たぶん暗黙の約束事に縛られている人は、3つの条件を想定して対処方法を変えるということをしているはずです。そこへ、この3つの条件の前提を無視した人が現れると、混乱が発生してしまいます。その混乱がどういう風に収束するかは、時と場合によりますが、一波乱はあるのが普通でしょう。

危険性

世の中には色々な人がいるので、自分が想像できないような反応をする人もいます。すぐに思いつくのは、「騙された」と憤る人はいそうです。そういう人の中には、「あの人は人を騙す」と非難しはじめる人もいることでしょう。もっと危険性の高い具体的なストーリを考えて述べたいところですが、ちょっと思いつきません(<よわ(^^;)。

崩壊

人間関係というのは非常に難しく、長くつきあっていくというのは大変です。人間関係の維持というのはただでさえ大変なのに、暗黙の約束事が守られないとすると、さらに苦労が増えてしまいます。コミュニケーションを円滑に進め、無益な争いが発生しないようにするために、暗黙の約束事があるはずです。これが無効になってしまう社会というのになってしまうと、何を信用すればよいのかわからなくなってしまいます。すでにそうい社会に実はなっていて、それに気づいた人は、そんな社会と交流を維持することができなくなっているのかもしれません。地域社会の崩壊といわれてから久しいですが、そろそろ崩壊から創造への道筋がみえてきて欲しい時期です。しかし、現実はそんなに甘くないようです。

Engagement ring」への1件のフィードバック

  1. 個人的には、「結婚していない&婚約していないけど左手の
    薬指に指輪」はずっと前からのことかと思っていました。毎度
    それがその女の子のどういうステータスを表すか悩んでいた
    のは一緒ですが。^^;
    最近は、相手の年齢と指輪の形とかで判断しますかね。

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