Ref: こんな会議はやってはいけない
これを学校におきかえると、「こんな授業はやってはいけない」
・時間通りに始まらない授業
・解答者が限られている
・いつまで考えれば終わるかわからない
・結論がわからない
etc…
とはいうもの、どんなに頑張って講義をしても寝てしまう学生や、課題の最低レベルをこなしたらダラダラと雑談をする学生はいるわけで、そういう人を見ると、時間の使い方が下手だなぁと思うわけです。理想的なのは、無知の強みで攻めてくる学生と、固くなってしまった頭で防御する講師とで議論をして、学生は先人の英知を学びつつ、講師は新鮮な発想を得る、という状態ではないかと思っていますが、そんな講義はいまだかつてできたことがありません。だってたたくと折れてしまいそうなんですもの、みんな。といいつつ、自分もすぐに折れてしまう方なのでいかんです。
学校というのは、その時間を過ごしていれば、知識や教養が自然と深まるというイメージが刷り込まれてしまっていていけないのだなぁと、つくづく思います。この弊害は基本的に義務教育の負の遺産のような気もします。本当は高校進学時に脱皮しないといけないのが、大学進学してもまだひきづっているのではないかと思います。大学では時間や環境を買っていたんだということに本当に気づくのは、社会にでてからなんでしょう。
時間の過ごし方は人それぞれですが、自分自身は社会人になってからは基本的には充実した毎日を過ごしています。愚痴も(めちゃくちゃ)多いのですが… (^^;
いろいろな人に支えられながら(敵対する人もいますが)毎日をそれなりに過ごしています。そういう環境に感謝したいと思いました。