Crying over spilt java milkの「An advice for demonstrator」にデモンストレーションの準備についてアドバイスが紹介されています。ポイントは繰り返しチェックすることなのですが、たいてい時間が足りなくて十分なチェックができません。紹介されている方法のようにポイントを絞り込みつつ完成度を上げていくというアプローチは良い方法だと思いました。
これに関しては、XPなどのライトウェイトな開発方法論も参考になるかもしれません。一番言いたい部分から作成して、骨格を作ってから肉付けをすることを繰り返していくというアプローチです。これを採用したときの一番の問題は完成したデモンストレーションの試験評価の部分になるかと思います。この部分を自動で行えるツールはないので、ビデオと組み合わせた自動採点システムとかが開発されると嬉しいかもしれません。プレゼンテーションツールへページの内容量とめくるまでにかかった時間といったものから自動採点する機能を追加されるといいかもしれません。採点はある意味人工知能の話になると思うので実現はかなり先でしょうけれども。もっとも確実なのは、第3者にみてもらって話が伝わるかどうかをチェックしてもらうことになりますが、時間調整をするのが難しいという問題がでてきてしまいます。
根本的には、日頃から論理的に話ができるように訓練しておく必要も感じます。感じたことや連想したことをとめどめもなく話をしていても、こういった能力は向上しないので、意識しながら話ができるようになりたいものです。日々精進あるのみかな。