iMT + Android

iMT – iPhone Interface for Movable Type | MovableType.org – Home of the MT Communityを使うと、Androidからでも直接MTへ投稿ができるようです。

ちなみに、携帯電話からアクセスしたいときには、Mobile Barcoder :: Add-ons for Firefoxが便利です。開発には、FireMobileSimulator.orgも便利です。

MTOS create blog

Perlでプログラミング。ブログをコマンドラインプログラムから新規作成する方法がなかなかわからなかったのですが、とりあえずできました。意外と面倒ですが、まぁ、仕方がないのでしょう。Webインタフェース経由で投げていくという方法もありそうなのですが、とりあえずは、コマンドライン方式で。

やりたい内容については、Perlで簡単にできるものはPerl、Javaを使った方が簡単にできるものはJava、シェルスクリプトで全体の処理を流すという方式にしようかと考え中です。1つに絞って開発した方が良さそうな気もしますが、つなげた方がトータル的に楽そうです。とは、メンテナンス性は非常に悪そうです。プラグイン方式も考えてはみたものの、今のところ見通しがたっていないので、採用しないつもりです。

世の中、便利になってきているけど、ちょっと枠からはずれたことをしようとすると、相変わらず苦労が多いですね。当たり前ですが。

Blogシステムでサイト構築をするということ

Blogシステムでサイト構築をするのは当たり前になりつつありますが、この先はどうなるのかたまには考えてみたいところです。各Webサイト編集ツールも、Blogシステムのテンプレートに対応してきているようですから、デザイナがBlogが動作するプラットフォームのシステムをあまり意識しなくても、サイト運営までみることができる世の中にはなっていきそうです。

個人的にBlogシステムを使う5つの理由をあげるとしたら、下記になります。
・頻繁な更新を実現するCMS(Contents Management System)
・コンテンツとデザインの分離
・テンプレートによるデザイン変更
・RSS/Atomによるフィード情報提供
・WeblogAPI/AtomPPによる記事投稿が可能

CSSだけでは限界があるのですが、テンプレートエンジンとの併用により、コンテンツとデザインの分離がかなり簡単に実現できるようになりました。また、RSS/AtomやAtomPPによりシステム間の連携についてやりやすくなっています。もちろん、できることには制限がありますが、制限がある分、わかりやすいですし、利用されやすくなっているため、一般にも受け入れやすくなり、結果的に普及しやすくなっています。

さて、実際に使っているBlogシステムとしては、WordPressや、オープンソース版Movable Type(MTOS)、Apache Roller を使っています。前の2つはGNU-General Public License (GPL)系のライセンスで、最後のものは名前からわかるように、Apache系のライセンスです。DBはMySQL、PostgreSQLとかですが、SQLiteも最近は選択肢になりつつあります。どれもインストールは簡単で、OSがあれば、比較的すぐに使い始める事ができます。もちろん、細かいチューニングをしていくと時間がかかります。たとえば、管理画面はHTTPSで安全にアクセスできるようにする設定とかは、それなりに準備が必要です。ユーザが限定されるなら、自己認証局を用意して対応をするわけですが、これが結構面倒なのです。もちろん、手を抜くこともできるので、いろいろと割り切ればすぐに対応できますが、個人的にはきちんと設定しておいた方がメンテナンス性の面からは有利だと考えています。

ここで、Blogシステムを導入すれば効果的なWebサイトが構築できるかというと、そういうわけにもいきません。表示デザイン、機能デザインがしっかりと計算された上で、中身におもしろいコンテンツがないとアクセスを増やすことができません。デザインだけでは勝負できないですし、コンテンツだけでも勝負にならないわけです。

企業サイトでは、Webサイトの重要な機能としてはショーウィンドウやカタログというようなものがあるわけですが、それらを有効的に利用するためには、どうすればいいでしょう。人が並んでいると並びたくなる行列効果のようなものを演出するためにはどうすればいいでしょう。毎月届くカタログのようなものとして提供する場合には、どういうサイトにすればいいでしょう。テレビショッピングのようなしゃべりと見た目で購入を促すにはどうすればいいでしょう。そんなことを考えて設計と実装をする必要があります。

季節によってショーウィンドウの中身は変わる、ショーウィンドウは通りすがりの人にPRするためのものである、常連さん(リピータ)を増やすための仕掛けは何か、ウィンドウショッピングをする潜在的なお客さんをどう取り込むか、といった実際の店舗でも考えることを、Webサイトでも考えて提供をしないと勝負には勝てないわけですが、なかなか思うようにいかないものです。

ということで、しばらくいろいろと悩みそうです。